大学生の僕がやった基本情報技術者試験の勉強 2018年秋季試験
どうも。
先日の10月21日に基本情報技術者の試験が実施されました。僕自身も実際に受けてきたでその感想やら、実際にどう勉強したかなどを残しておきたいと思います。
偉そうに言うけど受かったの?
結果発表は11月21日なので公式での発表は現時点(10月30日)ではわかっていません。ですが、自己採点した結果午前午後ともに8割程度取れてたので、問題用紙にメモした通りの解答をするという高等技術ができていれば受かっていると思います。
発表があり次第記載したいとおもいます。落ちてたら懺悔の記事に変更します。
---追記ーーー
午前7割、午後8割で受かってました。
なんで受けようと思ったの?
情報系の大学生かつ就活も始まるので、何かしら資格欲しいなーと思っていて、同級生が春季で受かってたのでやってみようと思った次第です。どれくらい就活で役に立つかは未知数ですが、資格はあって損はないと思います。
どんな勉強をしたの?
幸い僕には上記した春季受験していた同級生がいたので、先人に教えを請いました(以下先人)。そういった人が身近にいない人は体験談やらを調べるのがいいと思います。
使った参考書は?
私が使ったのはこれ一冊だけですね。
キタミ式イラストIT塾 基本情報技術者 平成30年度 (情報処理技術者試験)
- 作者: きたみりゅうじ
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2017/12/23
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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先人が使っていたものを借りて勉強していたので、若干古いバージョンのものでしたが、立ち読みした感じ大幅な内容変更は無いように感じます。試験の内容も毎年大差ないのでわざわざ新しいものを買うより、古本屋などで前の年のを買った方が賢いかもしれません。
この本は基本情報技術者試験で必要なもろもろの知識をイラストを使って、ゆるーくわかりやすく解説してくれてます。文字ばかりの堅苦しい参考書が嫌いな僕にはとてもマッチしました。
基本的には午前試験の内容ですね。後述しますが、午後試験の対策本の必要性は感じなかったのでこれだけで充分戦えると思います。
いつから勉強したの?
最初ほかの人はどれくらい勉強したのかなと気になり調べたところ、80時間とか書いてあるサイトがありました。
主観ですがこんなに時間いりません。ITに関する知識が皆無な人はこれくらい必要なのかもしれませんが、基本情報を受ける人は少なからずIT関連の知識はあるでしょうから、こんな長時間勉強しなくてもいいともいます。
ちなみに僕は2週間前から勉強しました。くっそなめちぎってますよね。
参考書を流し見した感じ、大学の授業でやったようなことがちらほらあったり、自作PCをする際に仕入れていた知識なんかがあったのが舐めてかかった要因ですね。
ただ、経営関係の問題も出てきてこれは苦手でしたね。
どうやって勉強したの?
まず2週間前に上記の参考書を読み始めました。イラストが使われていて読みやすいし、内容も簡潔にまとめられているので、全20Chapterありましたが5日程度で読み切れました。(大学の授業が無ければ2日程度でさらえるかと)
そのあとは過去問を解き始めました。過去問が解けるサイトがあるのでそこを使いました。ここですね。
年度によって若干の難易度の違いはありましたが、本を一周ざっと読んで始めて解いた過去問でも7割は取れました。
この試験の合格は午前・午後それぞれ6割ですが、4年分やった過去問で1度も6割を割ることはありませんでした。
私の体感ですが、
- 本に出てくる知識で解ける問題
- 常識的に考えて解ける問題
- まったくわからない問題
があったように感じました。常識的に考えて解ける問題は、本に出てないような単語なんかが出てきてもちょっと考えればわかるような問題ですね。例えば、
午前試験について
午前試験は4択を80問です。過去問をひたすらやるのがいいかとおもいます。過去問の類題がかなり出てきますのでやって間違いはないです。
自分は解きながら間違えた問題をピックアップしていき、後からその問題を理解するようにしていました。こうすることで知識量は増やせます。
計算問題もたびたび出てきますが、六割で合格なので無理にやらなくてもいいかもしれませんね。
午後試験について
午後試験は特に対策はしないでぶっつけ本番で行きました。午前より内容は重いし、解くのに時間もかかるのでやる気が出ませんでした。
午前試験の勉強だけで普段ろくに勉強しない自分のメンタルはやられました。PUBGは楽しいしRocket leageも楽しいし、自作キーボード買っちゃうし…
午後試験は
- セキュリティ(必須)
- 六問から四問の選択
- アルゴリズム(必須)
- プログラム(言語選択)
といった内容で、選択式の解答ですが午前よりは断然難しくなっています。
まずセキュリティについてですが、これは午前の対策をしていれば基本解けると思います。午後の問題の中では比較的簡単に解ける分野かと思います。
次に6問のうち4問を選択解答する問題ですね。これは自分ができそうなやつを取捨選択するといいと思います。僕は過去問を一切やっていなかったのでここは本当に困りました。
とりあえずやってみて正答率が高そうなところを選んだので、結果全部の問題に目を通すことになり時間がかかりましたし、疲れました。過去問はやった方がいいですね。過去問をやって自分の苦手分野を知っておくといいと思います。
ちなみに僕が受けた時は
- ソフトウェア
- データベース
- ネットワーク
- ソフトウェア設計
- サービスマネジメント
- システム設計
の六問でした。私は前2つを飛ばしてときました。SQLが得意な人はデータベースやるべきですね。データベースわかってればイージーだともいます。私はむりでした。今回の後ろ4問は知識がなくても解けました。問題をよく読めば解けるタイプの問題でしたので時間との勝負でした。
アルゴリズムはかなり間違えちゃいましたね。まあ6割取ればいいので捨て問にしてる人も多いくらいですしね。はい。まじめに対策してもいいですけど、しなくても十分受かると思います。
プログラム問題は
から選んで解く問題になります。自分はCをやりましたが、過去問をざっと見た感じCよりJavaの方が内容が軽い気がします。ほかの言語は全く知らないのでノータッチで。Javaはオブジェクト指向がらみの話題が出てくるので、自信がなければ表計算かCが安定な気がします。
実際に受けてみて
私は某大学で受験したのですが、結構たくさん受験にくるんだなあってのが第一印象です。同時に応用技術やらセキュリティなんたらやらいろんな試験もやってるからでしょうね。ただ基本情報の受験者が一番多かったですね。
次に思ったのが、試験開始時に空席がかなり目立ちました。複数の教室で試験をやっていたのですが、僕の受けた教室は2割くらいが空席でした。きっと寝坊した人や、勉強で挫折した0次試験で落ちた人たちがいたのでしょう。
試験は午前・午後ともに150分で行われます。間には昼休憩挟みますね。一時間すれば途中退出が可能でしたが、自分は見直しやらで時間はフルにつかいました。
午前について
個人的にはあまり手ごたえがなかったので、ちょっと難化したかなあと思いました。自己採点した結果は過去問といた時とあまり変わりませんでしたが...
参考書を読んで過去問も4回分やりましたが、知らない単語が出てきましたね。まあこういった問題は毎回あると思うのでしょうがないと割り切りましょう。6割取れればいいんです。
ただやはり、見たことはあるけど思い出せない問題があったのも事実ですので、参考書は何週かするのが吉かと思います。
午後について
午前150分やってさらに150分なので忍耐力いりますね。後半は結構疲れてました。何度も言いますが過去問やった方がいいです。選択問題の選び方だけでかなり結果変わると思います。
個人的な見解ですが、選択問題はざっと概要だけ流し見してから選ぶといいかもしれません。後ろの方にもっと簡単なのあったよおおおおおってならないようにね。
最後に
次は4月の試験になると思いますが、短期間で詰め込まずコツコツやっていくといいんじゃないでしょうか。それができないから2週間前とか舐めちぎってたんですけどね。
4月の応用技術者試験も受けるつもりですが、基本情報と同じようにやったら痛い目見るでしょうねえ・・・勉強したくねえ。
参考書→過去問→間違え確認のループを任意の回数こなせばそこそこ力はつくと思います。実際に過去問をといて合格ラインを越えてれば自信もつくことかと思います。あとはドーピングしながら勉強しましょう↓
思いついたまま書きなぐる&稚拙な文ですので、僕のできる範囲のことでしたらお手伝いいたしますので何かあればコメントかTwitter(@bassKK28)までご連絡いただければと。
ではでは。